【感想】タロット独習におすすめ『4週間でマスター!書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』LUA

占いの定番ともいえるタロットカード。
自分でも占えるようになったら良いな~と思うことがありますよね。

実は私も結構タロット好き。7年前から、お友達に紹介されたタロット占い師さんに時々鑑定していただいていました。

ところが、その方が突然オンライン鑑定を辞めてしまわれたのです。対面鑑定は受付していただけるのですが、ちょっと場所が遠いので、気軽には相談できなくなってしまいました。

もともと「占い師さんに頼むとお金がかかるので、簡単なことは自分で占えたら良いなぁ」
「うまく占えるようになったら、副業にできたら良いな~」
「独学でタロット占いをマスターできたら良いな~」

なんて思っていたので、この機会に独習にチャレンジすることにしました。 そのために購入したのが「4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン」(LUA著、日本文芸社刊)です。

『4週間でマスター!書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』がおすすめな方
・タロット占いを独習したい方
・タロットを読めるようになりたい方
・タロットの上達に向けて、練習ノートの作り方に興味がある方
 ・カードの意味はだいたい知っているけれど、まだ覚えていない方

『4週間でマスター!書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』ってどんな本?

『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』は、占術家のLUAさんが、7日間×4ステップでタロット占いのプロのテクニック&視点を効率的に、的確に学べるワークブックです。

シリーズ10万部突破の大ベストセラー、『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』(日本文芸社)の姉妹本という位置づけです。

『4週間でマスター!書き込み式 78枚で占うタロットレッスン 』全体構成

全体の構成は次のようになっています。

●78枚のタロットカード キーワード集
●The 1st Week 1枚1枚に注目してカードに慣れましょう
●The 2nd Week スプレッドの読み解きを深めましょう
●The 3rd Week リーディングのつまづきを回避しましょう
●The 4th Week 自分らしいリーディングをしましょう

『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』著者のLUAさんについて

著者である占術家のLUAさん。プロフィールは次のとおりです。

2004年、コンピュータ・グラフィックスのデザイナーを経て占術家に転身。東京・六本木でLUA’s BAR(占いバー)を営んでいたことも。月刊誌『MISTY』の連載で個性派占い師として注目を浴び、監修する占いサイトはロングセラーに。占いやおまじない、心理テストのほか、コラムや児童向けの怖い話などを執筆している。蜘蛛好き。ホラー好き。東京都出身。大阪府在住。

占術:タロット、西洋占星術、ルーン、ダウジング、数秘術など

主な著書:
『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』(日本文芸社)
『リーディングがもっとたのしくなる78枚で占うタロット読み解きBOOK』(日本文芸社)
『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』(日本文芸社)
『説話社占い選書①簡単でわかりやすいタロット占い』(説話社)
『未来をうらなう!魔法のペンデュラム』(主婦の友社)

(以上、LUAさんのオフィシャルサイトより引用)http://luaspider.com/profile.html

CGデザイナー、占いバーの経営者、コラムニストなど、さまざまな経歴をお持ちのLUAさん。とても芸術的センスがあって、多彩な方という印象を受けました。

きっと相当お忙しいと思うのですが、ブログもほぼ毎日更新されているようです。文章表現も、とてもお得意な方なのでしょうね。

>>LUAさんのアメブロ
https://ameblo.jp/lua-queen-blog/

『4週間でマスター!書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』の感想

私が『4週間でマスター!書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』を読んで、とくに役に立った点は以下の3つです。

・最初についているキーワード集がわかりやすかった
・さまざまな視点からカードのイメージを膨らませる力がついた
・先生の解釈例と自分のリーディングを比較して学ぶことができた

それぞれ順番にご紹介します。

最初についているキーワード集がわかりやすかった

本の最初に、大アルカナ22枚、小アルカナ56枚という、78枚のカードすべてについて
①カードの名前と番号
②カードの絵柄(ライダー・ウエイト・スミス版)
③KEYWORD
④正位置の意味
⑤逆位置の意味
⑥MY KEYWORDの書き込み欄
がまとめられています。

そのため、この本一冊だけで、カードの基本的な意味を確認できる構成になっています。

私のように「カードの意味をひととおり知っているけれど、覚えてはいない」という人には、とても使いやすいと思います。

ただし、タロットに触れるのがまったく初めての方は、この本だけで各カードの意味をマスターするのは難しいかもしれません。ある程度、別の本でカードの詳しい意味を知っておくほうが良さそうです。(同じLUAさんの『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』など)

ちなみに「⑥MY KEYWORD」には、自分なりの気づきや解釈を書き込んで、自分だけのキーワード集を作ることができます。
「どんなときにそのカードが出たか?」を記録する「タロットノート」として使っていくことができるので、とても便利です。

さまざまな視点からカードのイメージを膨らませる力がついた

「The 1st Week 1枚1枚に注目してカードに慣れましょう」の章では、「カードをいろいろなものにたとえてみる」「隠れたモチーフの共通点を見つける」など、毎日異なる7つの方法でカードに親しむことができるようになっています。

「【4皇帝】のカードを食べ物にたとえる、「【21世界】のカードを場所にたとえる」など、基本的なカードの意味にとらわれずに連想するレッスンが面白かったです。「【7戦車】のカードを食べ物にたとえる」レッスンでは「戦車だから、“戦に勝つ”で、カツ丼のイメージかな~?」なんて思ったりして。今までにない発想で、イメージを膨らませることができました。

例えば「今日のランチは何を食べたら良い?」というように、いろいろなことを占えるようになるためには、カードからイメージを膨らませる発想力が大切なのかなと思いました。

スリーカードを基本に、さまざまなスプレッドの読み方を知れた

2週目「The 2nd Week スプレッドの読み解きを深めましょう」から、複数カードを並べるスプレッド(展開法)のレッスンが始まります。

スリーカードを基本にして、徐々にさまざまなスプレッドを読み解けるように工夫されています。

私はこの本で「ホースシュー」というスプレッドを初めて知りました。7枚のカードを馬蹄形に並べて、問題解決のヒントを得られるスプレッドです。7枚もカードを使うのに、読み方がわかるとシンプルで、使いやすいスプレッドだなぁと感じました。

どのスプレッドも、「自分の書き込んだ解釈」と「先生の解釈例」を比較しながら学べるので、視点の違いが勉強になります。

『4週間でマスター!書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』の感想まとめ

『4週間でマスター!書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』を読んで、以前よりもカードに慣れることができた感じがします。

最初についているキーワード集が使いやすく、自分だけの「タロットノート」として使っていくことができます。

さまざまな視点から、カードのイメージを膨らませられるようになりました。

スリーカードを基本にして、徐々にさまざまなスプレッドを読み解けるように工夫されています。

『4週間でマスター!書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』は、「タロットカードを読めるようになりたい」という方の参考になる本だと思います。

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